晩秋の高原での東北芋煮対決グルキャン!!

chai

2019年11月26日 20:45

秋も半ばを過ぎた頃、ナチュログのある重鎮ブロガーから「芋煮対決しませんかー?」とグルキャンのオファーがあった。

昨年のほとりのあそび場キャンプ場でのイベント以来、度々交流させて頂いている"劇団にひき"さんである。

ブログを始める前にも、ソロではご一緒させて頂いていたが家族では約一年ぶり。

しかも以前イベントのようなホスト・ゲストの関係ではないんで、自分はともかく家族は大丈夫なのか?

でも時季的にも旬だし、芋煮となれば家族も参加しやすく、またこの時は

「焚火で芋煮を喰らう会」

https://admin.naturum.ne.jp/s-admin/entry/edit/entry_id/3280336

を後に控えてたので、準備もそのまま行ける!


それに、例の「ブツ」のお披露目&カミングアウトもできるので快諾した。






そして迎えた芋煮対決当日は、見事な秋晴れ。

噂の晴れ女の神通力は健在のようだ。





見事な紅葉を眺めながら現地に到着すると、すでに到着して設営中の方がいた。

インスタの93CAMPさんだ。

彼も子連れの参加であったので、家族連れの我が家も一安心。

軽く挨拶を交わした直後、ホストと他の参加者さん達がやってきた。

今回のグルキャン。総勢14名(内子供5名)という、自分としてはかつてない団体グルキャンである。

しかもホスト以外とは面識がなく、人見知り?の妻もメインの山形芋煮の調理にプレッシャーを感じていた。

まずはそんな妻を芋煮に集中してもらえるよう、ちゃちゃっと設営。





GW以来となる我が家の大型幕?ミニカマボコテントをチーズタープにinする、チーカマ使用に。

メーカー推奨は3人であるが、タープ下がメインの我が家(冬季はほぼ出撃無し)はテントは寝るだけなんでこれで十分。

しかし、5人なんで自分はリビング泊ですがね汗

テントはミニでもタープはミニじゃないんで、余裕で過保護使用でもリビングスペースは確保してます。



*GWでの青森、津軽地球村キャンプ場にて。










しかし、この営地の見事な事・・

流石、劇団にひきのとっておきであった。もし近場にあれば入り浸り確定です。


このまま、まったりしたいとこではあるが今日はグルキャン。

早速、芋煮の準備にとりかかろうか。





今回の薪割りは味をシメてしまった息子に一任。

二週連続の芋煮会なんでバッチリ身体が覚えてます。



子供達もすっかり仲良くなってました。



まわりも出来上がるようなんで、こちらもネギを入れてフィニッシュ!



それでは各地の芋煮をいただきましょう!

今回の芋煮対決のエントリーは、



言わずとしれた我が家の山形風芋煮。



劇団家奥様の出身地の岩手盛岡風芋煮。

鴨出汁の醤油ベースでキノコや根菜が具沢山。

里芋も美味いが、味の染みた他の根菜が旨し!!

食べた事無いんでなんだが、秋田のいものこ汁に近いのかな?

これならシメはうどんでなく、蕎麦が合いそう。

翌朝、芋煮カレー蕎麦に化けました。辛めのカレーに蕎麦がマッチして最高でした。




93Campさんの福島風芋煮。

福島風というと、ケンミンショーでやっていた会津地方のキノコ汁的な芋煮を想像してたが、これは浜通り地方の塩ベース。

元板前さんということもあり、見事な魚出汁を活かした塩味芋煮はまったくの未体験ゾーン。

いただいてみると、なんとも優しい塩加減で身体の芯から暖まります。正に小料理屋さんの上品な椀物みたいでこれも旨し!


二つ共に「芋煮」ではあるが、今まで自分の食べてきたものとは全くの別物で、とても美味しくいただいた。

共通具材のネギも各地の切り方が違う。

山形→大きめの斜め切り
盛岡→小ぶりの輪切り
福島→薬味のように細かく輪切り

ラーメン等もそうだが、醤油・味噌・塩・豚骨等とある程度ジャンル分けされればどれが一番か選べるかもしれないが、今回のような三杯をどれが一番とか選ぶのはナンセンスな話だろう。

芋煮対決と銘打ったグルキャンではあったが、もはや全員が「どれも美味い!」で納得していた。

惜しむらくは、いつもの如く食べるのに夢中になり、様々なブロガーやインスタの方々が皆して各々に配られた芋煮の画像が一枚も無かったことであった。

画像を撮るのも忘れる「美味さ」という事だったとしておこうかな?







各地の芋煮を食べ終えた頃、ようやく遅れていた二人も到着し14名全員が揃ったことでようやく乾杯!

改めて周りをみると子供を含むとは言え中々の人数だ。





タープ下にはところ狭しと食料やら酒がずらり。



噂のガス管ランタンハンガーもありました。



そして食後の焚火は圧巻のボンファイアー!!

動画は見た事あったが、熱量が凄まじく燃費もまたスゴイ! 

高効率な焼却炉で、入れればなんでも跡形もなく燃やせるほどであった。



そしてどこからかチョコの焦げたイイ香りがしてきた。

このマシュマロチョコもウィスキーに合いました。



楽しい時間はあっという間。

子供達も幕に戻り、妻も大いにはしゃいでハイペースで飲んだ結果ダウン。

まだまだ飲んだり、話したりしたかったが今夜は解散へ。






翌朝は定番の炊き立てゴハンと芋煮カレーうどん。



劇団家のマグロのカマ焼き。

自分はタイミング合わなくてくえなかったが、子供達絶賛でした。

そして食後にもう一仕事。

そう、前回の

念願のフルコットン幕の購入!!  君の名は!?

https://chaiyamagata.naturum.ne.jp/e3285030.html

こちらで紹介した幕のお披露目へ。





妻の冷ややかな視線を感じつつ設営完了。

撤収前なのにあえて仕事を増やしちゃいましたが、これで心置きなく帰れますw


その後黙々と撤収作業を進める親をよそに、新たに薫製されたチーズやウィンナーをたかりだす子供達。

しっかり朝飯食べたはずなのに、どんだけ食い気があるのだろうか? 



あっという間の芋煮グルキャンではあったが、終わってしまえば家族揃って楽しい2日間であった。

ほとんど面識のなかったメンバーであったが、同じ趣味持つ仲間たち。

自然と会話が弾まない訳がない。

それに美味しい食事や酒があれば尚更である。


「また来年やりましょうねっ!」

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