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野山が俺を待っている

ファミリーキャンプを始めて約7年。 子供達も大きくなり出かける回数も減る中、 自分の欲望をみたすべく昨年よりソロキャンプを始めた四十男の備忘録です。

“沼" が俺を待っている?

   

6/13


毎年、この時期は野山の環境が目まぐるしく変わるシーズンではある。


一週間も経てばベストな旬も過ぎ去って行くのは当たり前。


キャンプにも行きたいし、山菜採りにも行きたい。


天気も梅雨時なんで、どっちもキツイ・・・


そんなジレンマを繰り返してきたわけだが、


今年は新たな "獲物" ?にチャレンジする機会を得ることができた。



きっかけは妻方の叔父の一言であった。


  「舟あるから、○○○○採りにおいで〜」


数年前に声掛けされたのだが、中々タイミングが合わずに行けずにいたが、


今年こそは行ってやるぞっ!!




そして数年越しの叔父との約束の “沼" へ



“沼 が俺を待っている?


到着はam9時前であったが、すでに叔父は景色の一部と化していた。


“沼 が俺を待っている?


こちらは山形では有名?な、じゅんさい沼(大谷地沼)


近年ではじゅんさい摘み体験もあるようです。

http://takinami.co.jp/%E3%81%98%E3%82%85%E3%82%93%E3%81%95%E3%81%84%E6%91%98%E3%81%BF%E5%8F%96%E3%82%8A%E4%BD%93%E9%A8%93%EF%BC%8F6%E6%9C%88%E4%B8%AD%E6%97%AC%EF%BD%9E8%E6%9C%88%E5%88%9D%E6%97%AC%E9%A0%83/



“沼 が俺を待っている?


今回お世話になる箱舟。


大人二人だと少々狭いですが、師匠のレクチャー付きですので文句言えません。


まずは論よりも実践あるのみ!


軽く沼に漕ぎ出します


“沼 が俺を待っている?


小さい沼ですが、周囲一面がじゅんさいだらけ


どこがポイントとか関係ないそうです


“沼 が俺を待っている?


そんなじゅんさいの葉をかき分けると・・・


“沼 が俺を待っている?


“沼 が俺を待っている?


新芽発見‼︎


“沼 が俺を待っている?


“沼 が俺を待っている?


あの独特の "ヌル"に覆われた新芽はいたるところにありました


近年での収穫量は10年前の一割程度らしいですが、


その理由は不作ではなく、収穫する人の問題。


収穫者の高齢化による人手不足だそうです。


この後の収穫で私も痛感してきましたが、


叔父のようなマスタークラスでも1時間で1キロ採れる程度で、


ただひたすらに腰を曲げての作業になるので、


腰痛持ちにはきつかったでした。


よく店頭で見かける瓶詰めのじゅんさいがありますが、


手間暇を考えると納得の値段です 汗


“沼 が俺を待っている?


午前中の2時間弱でなんとかこんなもんでした。




“沼 が俺を待っている?


じゅんさい沼に隣接している蕎麦屋で昼食に入ります


以前にも記事にかきましたが、


「出川哲郎の充電〜SP」でさんまさんと寄った


そばの陣 じゅんさい です


通年営業ですが、じゅんさいのシーズン初めとあってこの日は大盛況。


“沼 が俺を待っている?


冬場ならばこんな巨大な薪を豪快にくべられる薪ストがお迎えしてくれる穴場でもあります。


“沼 が俺を待っている?


混んでいたし、密も避けたいので初のテラス?席へ


正面に見えるのが観光客向けのじゅんさい沼になります。(私は裏側の小沼?でした)


“沼 が俺を待っている?


久々の板そばです。 付け合わせのお新香が最高!


“沼 が俺を待っている?


時間もそれなりだったので、蕎麦湯もバッチリで満足



そして食後の散歩へ


“沼 が俺を待っている?


こちらが観光客用の箱舟。


ライフジャケット装着で保険付き。


1キロまで持ち帰り可。それ以上は買取になります。


これで1日、1100円?だったかな。


初心者用にじゅんさい摘みのレクチャーもあるので、興味があればどうぞ。



“沼 が俺を待っている?


沼の脇にはスイカ畑も。


尾花沢に程近いので一杯あります。


まだ小さく、間引いた小玉がゴロゴロありました


“沼 が俺を待っている?


“沼 が俺を待っている?


もう役目は終わってるはずですが、スイカの交配用の蜜蜂の巣箱がありました。


“沼 が俺を待っている?


こちらが午前中にいた沼


“沼 が俺を待っている?


中には屋根付きの箱舟も


“沼 が俺を待っている?


師匠はすでに午後の部をスタートしておりました


午後の部は、師匠のじゅんさい摘み仲間のご厚意により、


別の箱舟を貸していただけることに


いよいよ独り立ちの舟出です。


“沼 が俺を待っている?

黙々とじゅんさいを摘みますが、中々籠の量がたまらない・・


腰も悲鳴を上げ出したので、3時で撤収へ


師匠より「初にしては上出来だっ」との労いの言葉をいただきましたが、計測する約2.3キロ・・


実質的に3時間半くらいでしたが、改めてじゅんさい摘みの過酷さを知ることができました。




世の中にはいろんな高級食材があり、


じゅんさいも有名な食材ではありますが、


その理由は圧倒的な手間でした


どこにでも生息している訳ではなく、


キレイな沼地にしか生えていないのもありますが、


この作業を経験すると納得の価値でした。



この歳になると、「初体験」をする機会も中々ありませんが、


貴重な体験をさせていただける環境や人脈がまだまだ多いことに驚かせられます。


改めて、師匠に感謝して来年もよろしくですね





そして実食へ


“沼 が俺を待っている?



まずは流水で軽くすすいで汚れを落とし


“沼 が俺を待っている?


大量の沸かした湯で2〜3分ほど茹でて、


流水でそのまま冷やします


“沼 が俺を待っている?


下処理は完了〜


通常ならば小鉢料理ですが、まずは贅沢にどんぶりで柚子ポン仕立てでいただきました。


とれたてもありますが、茎のシャキシャキ感とヌルの食感が爽やかでたまりません!


当たり前ですが、人生でここまで1日に食ったのはなかったですね


結局、一人で半分以上食べましたw



翌日にはお吸い物〜(画像無しでした)




しかし、改めて検索するとじゅんさい料理の幅が少ない・・・


師匠にも聞いたが、一番は酢の物らしいが


毎日となるとどうだろうか?



じゅんさい料理のレシピに詳しい方いたら連絡下さい〜ww














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この記事へのコメント
ジュンサイ 大好きです!
国産のものは結構高いのですが
中国産はなんだか怖いので
やっぱり国産をいただいています。
でもこの姿勢で手間暇がかかって、安いくらいかも
なんて思いました。
体験があるんですね!いいなぁ。
箱船に乗ってみたいです。
面白そうだけど
ひっくり返ることはないのでしょうか (^-^)

ジュンサイってチュルって感じでお吸い物やお味噌汁や
酢の物が多いでしょうか?
揚げたりして食べることってないのかな?と
思ったらありました。https://youtu.be/ZAeOHmBrJC8
「ジュンサイ かき揚げ」とか「ジュンサイ 天ぷら」で
出てきます。外側と中の触感が違って面白いそうです。
知ってたらごめんね。

dekopondekopon
2020年07月12日 14:00
こんにちは。どうしてココでお吸い物の写真が無いのですかね?Chaiさんの記事の中では1番良い記事だと思って読み進めていましたが、いつも肝心なトコが抜けますな。
しかし今まで「じゅんさいの採り方」なんて考えもしませんでした。ホントに過酷そうです。でも古くからの方法で自分で採たれたじゅんさいは美味かったコトでしょう。いや素晴らしいです!春はタラの芽やコシアブラ摘んで、実家で里イモやさくらんぼ育てて、叔父さんからじゅんさい採り誘われて···。もうサラリーマンなどさっさと辞めて、農家キャンパーになられた方がいいですよ。ww

この蕎麦屋ではじゅんさいも食べられるのですか?地図で確認しましたが、徳良湖からの帰り道じゃないっすか。蕎麦の色も良く、次回山形出撃の際は絶対行きます!

Suika with CSuika with C
2020年07月12日 15:41
dekoponさん

こんにちは〜

国産しか知りませんでしたが、まさかの中華産もあるとはしりませんでしたよ 汗

今までは会食やら旅館とかのでの料理の小鉢でたべたり、叔父から瓶詰めをいただいたりして食べていましたが、自力での「狩り?」は初でいい経験になりました。

じゅんさいを天ぷらにするとは知りませんでしたが、中々にしてそそられますので、来年もチャレンジしてみますねww

chaichai
2020年07月12日 16:23
suikaさん

こんにちは〜

翌日に妻からお吸い物にしてもらったのですが、見事に撮るの忘れてましたよ〜w
絵的には通常の「じゅんさいの吸い物」なんで勘弁して下さいなw
おっしゃる通りでこちらの場所は徳良湖から10分程度でして、昨年も芋煮キャンプの後に寄った場所でした。

もちろんじゅんさい蕎麦や、セットで小鉢が食べれますよ。この日もとなりにいた老夫婦が注文してましたね。

じゅんさい摘みの体験は予約制で、一日当たりでも10組み位らしくて、週末だと1カ月位埋まってるようでした。
9:00〜16:00までの体験らしいですが、ほとんどの方は1〜2時間で終了。フルで採るのは稀だとききましたが、やってみると理由も納得ですw

ぜひ次回は採れたてのじゅんさいを、揚げたての天ぷらでいただくキャンプ!?なんてありかもですねw

chaichai
2020年07月12日 16:48
こんな体験があるんですねー!
じゅんさい…しばらく口にしてませんが
コレは確かに相当辛い収穫作業ですね汗
ありがたくいただかねばなりませんね!
つーかその蕎麦屋さん
なかなか良さげですね!
山形板そばもしばらく食べてないし
そろそろ山形に足を伸ばす頃だなぁ
…と思い出しました笑

劇団にひき劇団にひき
2020年07月13日 17:06
劇団にひきさん

どもっこんにちは〜

あまりの腰の痛さに寝そべったり、腹ばいになったりと地味に大変でしたし、
帰りの運転も長距離走った後のような状態でしたので、腰痛持ちにはあまり進められない体験ですが、改めてじゅんさいのありがたさがわかりましたよ。

さすがに私も今シーズンは遠慮しますが、来年も一度位は行ってみようかと思います

chaichai
2020年07月13日 17:39
こんばんは♪
観ましたよ~この充電旅の回(^^)
その時、じゅんさいってこうなってるんだ~と初めて知りました。

実は、海のものかと思ってました。
(ヌルヌル感が海藻っぽくないですか?)

じゅんさいの天ぷら、どんなのか気になりますね。
ヌルヌルはどうなるんだろ?

harukabiyoriharukabiyori
2020年07月14日 01:30
harukabiyoriさん

こんにちは〜

じゅんさいの"ヌル"は例えが難しいですねー

ナメコやオクラともちがいますし、昆布とも違いますね。

"ヌル"とはいいますが、実際には粘り気的なものはないですしね。


じゅんさいの天ぷらの情報も頂いたので、来年もできればチャレンジしてみたいですね

chaichai
2020年07月14日 11:53
こんにちわ

じゅんさい摘み?狩り?素敵な体験ですね。(つらそうですが…^^;)
じゅんさいって食べたことがないんですけど、山菜が好物なのでとても美味しそうに見えます(笑)

あと、写真にGPS情報が付いてますんで気をつけられたほうが良いですよ。
詳しくは弊ブログの
https://edi.naturum.ne.jp/e2599212.html
を見てみてください。

ediedi
2020年07月17日 10:04
ediさん

こんばんは〜

じゅんさい食べたことないとのことでしたが、食べ方が違うので参考にならないかもしれませんが、山菜と違ってアク?や旨味は無くて、むしろあっさりとしたものです。店頭で購入できるのはもっぱら加熱処理された新芽のみですが、画像上でいう黒い粒のつぼみは苦味があり、好き嫌い分かれますが旨いですよー。

画像のGPS情報ありがとうございました。
もっぱらスマホでの撮影・更新してるので気付きませんでした 汗
キャンプ地は問題ないんですが、さすがに自宅はマズかったと反省してます 
とりあえずは画像の差し替えを行いましたが、今後は注意しておきます。
ありがとうございました

chaichai
2020年07月17日 21:03
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